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紅天女 梅の精霊と仏師の悲恋 演能 メモ

美内すずえさん原作の「ガラスの仮面」の連載で紹介される紅天女のお話◎


その物語は、戦乱と天地異変で乱れた世を救うために、千年を超える梅の霊木で天女像を彫れという帝からの使命を持った仏師・一真と、その梅の木の化身・阿古夜との出逢いと恋、別れ、そして梅の霊木を伐るということはその化身である阿古夜の命を奪うことでもあるという、その葛藤を描いたもの。

愛しい阿古夜が命を経たねばならぬのなら、天下の平安などどうでもいい...

そう言う一真に阿古夜はこの身を伐れるのは汝のみと論し、自分の心は(一真が彫る)天女の像となって永久に汝と共にいきる、そう言って伐らせると。

ただ原作では

最後の梅の霊木を伐るのか否か、恋し愛しあう阿古夜と一真が、神となり仏の心を語りながら互いの葛藤をどのようにぶつけあい、そしてその後2人がどうなるのかは描かれていません。

とのこと。

まだ未完成のストーリーというところが面白いです。

恋と葛藤、神と仏、戦と平和を考えられる大作◎

帝のように自然を伐らせるという人間の持つエゴと、お能の伝える人と自然との共存を考えていくのも今後の日本も含め、世界中で問題にされる環境破壊、紛争....恋に映し出すように愛とは何か...。


現在、砂漠化が進むアフリカでのお仕事が動き出してきました。
緑や絶滅寸前の動植物を保護するとともに、枯れた土地での人々の生活...いろいろと考えてしまいます。

by yuklily | 2011-10-08 23:00 | culture | Comments(0)