本池 秀夫

小森さんのご紹介で、皮作家さんの本池さんとお逢いする事が出来ました。

皮製キリンさん
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小森さんと本池さん
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皮好きにはまた深い世界でした。
皮で出来た動物、人形、色彩画、皮タピ、皮彫刻。。。。
初めて触れる世界でした。

なんと、お人形に着せている衣類全て、靴下、靴まで皮、皮皮。
着衣の皺一つにさえ、筋肉を感じます。
そしてその表情、髪の毛一本一本までも皮に金や銀の細工まで。

置き人形とはまた違い、各作品毎にテーマがあり、皮人形の舞台として作品自体に遊びや動きが取り組まれているところがまた楽しくもありました。

本池さんのお言葉を記します。


「皮」は動物の一部です。
食用になった後、いわば廃物であるその「皮」が加工され「皮」へとなります。
そこに自らの感性や技術を活かし、新たな「生」を吹き込むのが私の仕事です。

人も生きています。動物も生きています。昆虫も、植物さえも。
産まれ、生きて、死に、自然に還る。
そんなサイクルの中で。私たちは生かされています。

この個展が作家としての軌跡であり、私の「生」そのものであります。

イタリア、東京、そして故郷である米子で約40年に亘る作家活動を通して、私はこの「皮」
という自然の産物から、今でも日々新たな刺激を受け、その興味は尽きることがありません。

今まで誰も見たこともないような「皮の世界」

これからも「皮」という素材が私のもの作りをどう導いてくれるのか?
私自身、この「未知なる世界」がどのように広がり続けていくのか、楽しみでなりません。


と、のこと。


一枚の皮から、「再生」というメッセージを感じます。


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内藤廣建築の建物も素晴らしい島根県立石見美術館

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帰りの車窓からは地元の赤瓦に日本海が電車の沿線から美しい景色でした。

by yuklily | 2010-08-01 08:53 | culture | Comments(0)