細胞から訴えかけてくる食物の正しい書物、拝読中◎♪
「もっとカルシウムもっと青野菜」著より
元来、子供とは風の子で、元気な子であるはずです。泥んこになって外を遊びまわる活発さ。無邪気さ。そして、おおらかさ。
これらは、みんな、子供にとって必要なものです。
いつも、すり傷やひっかき傷をつくっている。それも、子供にとっての勲章なのです。勲章がたくさんある子供ほど、健康で、たくましく育っていく。それが、いままでの子供の姿でした。
ところが、現代の子供は、ちょっと違う。
すり傷をつくる前に、もろくも骨折してしまう。遊んでいて骨を折るなど、昔は考えられなかったことです。
現代っ子の問題は、骨折ひとつだけではありません。虫歯が多い、近視が多い、肥満児が多い、糖尿病が多い、もっと深刻なことは、いじめや暴力、自殺問題です。
昔はいじめっこもいました。つまり、わんぱくなガキ大将。いたずら坊主すぎるがために、「オイ、コラ!」と仲間をいじめてしまう。しかし、ガキ大将のほとんどは、心のやさしい子供たち。
だから、いじめられるほうは、ワーンと泣くのだけれども、ガキ大将をしたって、また、近ずいていく。「いま泣いたカラスが、もう笑った」で、みんな一緒になって遊ぶ。
これが、子供の世界です。
こういう形のくりかえしのなかで、子供たちの友情がしっかり育っていったのです。

子供が自殺する。まだ、「人生」のなんたるかすら知らない子供が、簡単に、自らの生命を絶っていく。あまりにも悲惨です。子供には、子供なりの理由があるでしょう。いじめられた、あるいは、先生や親に叱られた、と。
しかし、だからといって、自殺してしまうのは、弱過ぎます。子供とはもっと強く、もっとたくましいはずではないでしょうか?
こうした時代っ子たちの様々な問題点を評し、人びととは、いろいろにいます。教育が悪い、社会が悪い、いや、昔のように、修身の時間がなくなったからだ、と。
しかし、問題の根本は、もっと別のところにあるのです。
私たちが生きて行く上での根底となるところ。すなわち、毎日を食べる「食物」に、すべての問題の答えがあるのです。
食生活が間違っている、そのひずみが、子供たちの身体にも、精神にも、わるい影響を与えている。だから、現代っ子たちは、心身ともに、ひ弱なのです。
自分の子供は、健全な精神と健全な肉体を持った人間になってほしい。これは、すべての親の願いです。
ただし、いまのままの食生活を続けている限り、残念ながら、子供たちは、親の望みなどおりに育ってはいきません。それどころか、問題は、もっともっと、エスカレートしてしまうでしょう。

子供たちは、自分で食生活をコントロール出来ません、ですから、正しい栄養と食物の知識をもち、それを、毎日の生活のなかで、子供たちに与えてやるのは、親の責任なのです。
私があえて本書を書きしるそうと、深く考えるに至ったのは、「食物」が現在の幼少年の肉体、精神におよぼす影響を心配し、世の親たちに警告を発したいと思ったからです◎
必読◎♪